青年海外協力隊
シリアって国ご存知ですか?
10数年前、私が青年海外協力隊で行ってた国なんです。
上の写真のような、ホスピタリティを大事にする国。真ん中が筆者(かんちゃん)です。巷では、内戦の国なんていう印象をお持ちの方も多いでしょう。
私がいた、2006年から2008年は全く平和な国だったんですよ~。
明るく頼もしいシリア人と約2年間過ごしてきて、本当に刺激になったし、
本当に自分の人生を考えることができた。
10年以上も前の写真だけど、シリアの農業試験場のスタッフと一緒に撮った写真。この経験がなければ、私は、今の自分がなかったと思う。誰に対しても自分の意見を述べ、間違っていることは違う!って叫ぶことは、この経験をしなければできなかったことだろう。
もし、今、青年海外協力隊で自分の力を試したいと思われる方がいれば、絶対にオススメをする。自分が何のために生まれてきたか、自分がどういう方向に舵をきって行きたいか、考えるには本当に大切な時間、経験だったと思う。
もしかしたら、青年海外協力隊は、日本人の研修の場ではない!!と思われる方もいるかもしれないが、日本に帰ってきて10数年働いて思う。上司、先輩のコピーになっ
ちゃダメだ。日本が活気を失っていく。
日本の社会は一部を除き、まだまだ閉鎖的な組織、社会であることが多い。その壁を壊したいなんて思う時があれば、応募してみよう、青年海外協力隊。
彼らと一緒に過ごした2年間は、私の宝物。今は、残念ながら、写真に写る人でも亡くなっている方もいるかも知れない。ただ、彼らとの思い出はたくさんある。絶対忘れたくない思いでだ。だからこそ、平和な世界を追求しなければいけないのだ。
話を日本の社会に戻そう。日本の社会の組織は、自由に、計画・実行・検証・改善のプロセスを踏むことはなかなか難しい。それが、青年海外協力隊では、誰でもそれを実行できる。その経験は、確実に自分のためになるし、日本の社会のためになるだろう。
是非、応募されたい。
そんな経験をした私は、今、シリアにいた当時の感情を思い出しながら、まちおこしをしている。今の仕事は、すごく当時との親和性が高い。
ヒトとヒト、情報とヒトをつなげることに一生懸命奔走しています!